※メール送信&受信でエラー発生する場合、→ 『エラーコード一覧表』を参照して原因の追及!

【リモートヘルプのご案内(ご契約者限定サービス)】: ドメインおよびメールアドレスの開通おめでとうございます!あとはパソコンに設定するだけですね。 「自分の設定に不安がある」「設定がうまくいかない」「ゆっくり読んでる時間がない」など様々な事情の方へ、リモートヘルプをご提供しておりますのでご用命ください。 まずは『リモート(遠隔操作)でヘルプを受けるための準備』を読んで準備をお願いします。リモートが使えない場合、出張サポートとさせていただきます。 →リモート・ヘルプ準備(Windows10編)、 →リモート・ヘルプ準備(Windows8編)、 →リモート・ヘルプ準備(Windows7編)、 →(Vista編)、 →(Windows XP編)

■Outlook 2003 メールアカウントの設定(ウィザード編)

Microsoft Outlook 2003

この『Outlook 2003』を使って、メールを送受信できるように設定方法をご案内します。
『Outlook 2003』を初めて起動したときは、自動的に[インターネット接続ウィザード]が起動します。
ウィザードの指示に沿いながら、設定方法をご案内し、最後のフィニッシュ部分では、ウィザード終了後の手動設定が必要なところまでご案内していますので、最後までシッカリご覧ください。
※ウィザードが起動しない場合には、手動での操作になります。→ 『Outlook 2003(マニュアル設定編)』を参照ください。

VistaUAC

Windows操作の確認ダイアログ:

Windows Vista以降から「ユーザー・アカウント制御(UAC:User Account Control)」と呼ばれる新しいセキュリティ機能が追加されました。 操作を続行するには、確認ダイアログに応答しなければ先に進むことはできません。 [はい]ボタンをクリックして続行してください。

■Outlook 2003とは?

『Outlook(アウトルック)』とは、マイクロソフト社(Microsoft)が提供しているメールソフトで、『Microsoft Office 2003』パッケージに含まれています。 (2020年時点で最終バージョンは 『Microsoft Office 2019』 パッケージ ですが、現在はサブスクリプション(定期支払)タイプの『Office365』を勧めているようです) もちろん『Outlook』単体ソフトとして入手も可能ですが、価格は割高になります。

主になるメインの機能は、メール(E-mail)の送信や受信などするためのソフトですが、PIM(Personal Information Manager) といわれる住所録・スケジュール管理・タスク管理(することリスト)・メモなど、個人情報を管理する電子手帳の機能を持つツールであり、統合ソフトです。

企業内での利用には、スケジュールの共有、会議室など予約や管理など、情報を共有するためのグループ作業にも適しています。様々な機能を盛り込んだ統合ソフトです。最近は、SOHO向けのグループウェアやPDA端末との連携した機能も備えているようです。

もちろん、個人ユーザのホームユース(自宅で使う)としても利用できますが、メール機能をのみを主に使うのであれば、『Outlook Express』の方が快適かと思われます。名前は似ていますが、『Outlook』と『Outlook Express』とは全く異なる製品です。

■[Outlook 2003]のメールアカウント設定(ウィザード編):

この『Outlook 2003』を使って、メールを送受信できるように設定方法をご案内します。

※→ウィザードが起動しない場合には、手動での操作になります。詳しくは 『Outlook 2003(マニュアル設定編)』を参照ください。  

▼必要な情報の準備:

メールを使えるようにするためには、以下のような設定情報が必要です。 通常、メールアドレスが提供されるのと同時に、下記の内容も提供されるはずですが、万一不明な場合は、プロバイダに確認してください。

※ここでは利用するサンプルデータとして、下記の値を使用します。実際の設定には、自分のものに読み替えてご利用ください。

サンプル データー
メールアドレス: YourAccount@domain.com(自分のメールアドレス)
受信メールサーバー(POP): サーバー名: pop.domain.com
ユーザ名: YourAccount
パスワード: ****** 
暗号化: 暗号化あり/なし
送信メールサーバー(SMTP): サーバー名: smtp.domain.com
認証方法: POP Before SMTP/SMTP認証 (SMTP-AUTH)
暗号化: 暗号化あり/なし

■一般的によく使われるポート番号: 

  ポート番号
  暗号化なし SSL暗号化あり
送信サーバー(SMTP) (25)/587 587/465
受信サーバー(POP) 110 995
モバイル向けサーバー(IMAP) 143 993

※近年では、迷惑メール対策もあり、送信サーバー25番ポートの利用を禁止されていることも多い。

■メール送信時の認証: よく使われる方式は下記のとおりです。

→ 日経パソコンIT PRO: https://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071108/286781/



▼新規アカウント設定(ウィザード編):

  1. 『Outlook 2003』を起動します。
    『Outlook 2003』を初めて起動したときは、自動的に[インターネット接続ウィザード]が起動します。
    →※ウィザードが起動しない場合には、手動での操作になります。詳しくは 『Outlook 2003(マニュアル設定編)』を参照ください。  

  2. メールアカウントの設定スタート確認:
    「メールアカウントの設定を開始しますか?」の画面が表示されますので、[はい]を選択し、[次へ]をクリックします。
    メールアカウントの設定スタート確認
  3. データーのインポート確認:
    既に利用中のメールソフトが存在している場合には、[メール アップグレード オプション]の画面が表示され、「データーをインポートしますか?」の確認メッセージが表示されます。
    今は、インポートを行いませんので、[アップグレードしない]を選択して、[次へ]ボタンをクリックしてください。
    ※「アップグレードする」オプションを選び、一覧からメールソフトを選択すると、メールのメッセージやアドレス帳、設定をインポートすることができます
    データーのインポート確認
  4. メールサーバーの種類:
    [POP3]を選択して、[次へ]をクリックします。
    メールサーバーの種類
  5. 電子メールアカウントの変更:
    以下のように各項目を入力します。 (→サンプル・データの定義
    [名前]: 自分の名前を入力します。
    この名前は、メール送信したとき、送信者の名前として表示されます。
    [電子メールアドレス]: 自分のメールアドレスを入力します。
    このメールアドレスは、メール送信したとき、送信元のアドレスとして、表示されます。  
    [アカウント名]: POPサーバーへアクセスするための[ユーザーID]を入力します。
    [パスワード]: POPサーバーへのアクセスするための[パスワード]を入力します。
    ( 文字は *** で表示されます )
    [パスワードを保存する]: パスワードを保存しておきたい場合はチェックボックスを[ON]にします。
    ONにすると、サーバー接続のたびにパスワードを入力する手間を省くことができます。メールソフトを複数の人で共有利用する場合など、他の人にメールを見られたくない場合はチェックをOFFにして、接続のたびにパスワード入力する使い方もおすすめします。
    [受信メールサーバー(POP3)]: 指定されたPOPサーバー名(pop.domain.com)を入力します。
    [送信メールサーバー(SMTP)]: 指定されたSMTPサーバー名(smtp.domain.com)を入力します。
    [保護されたパスワード認証(SPA)]: 特に指定がなければ、通常は、チェックボックスをOFFにします
    インターネットメールの作成(POP3)
  6. 続いて、[詳細設定]ボタンをクリックします。

    電子メールアカウントの詳細:[全般]タブを選択し、以下のように設定します。
    • [メールアカウント名]: 自分が見やすいように表示名を入力します。例:「私の会社メール」など
    • [その他のユーザー情報:組織]: 通常は空白のままでOKです。「会社名」などを入力します。
    • [返信先メールアドレス]:通常は空白のままでOKです。
      上記で設定したメールアドレス以外の、別メールアドレスに返信してもらいたい場合は、[返信先メールアドレス]を設定します。
    電子メールアカウントの詳細
  7. 送信メールサーバーの設定: 
    プロバイダからの指示通りに、[送信サーバー]タブを選択し、以下のように設定します。
    • [送信サーバ (SMTP) は認証が必要]: 送信サーバーの認証が必要なら、チェックボックスを[ON]にします。
    • [受信メールサーバーと同じ設定を使用する]または[次のアカウントとパスワードでログオンする]: 
      SMTP認証 (SMTP-AUTH)が必要なら、クリックして選択します。
    • [メール送信前に、受信メールサーバーにログオン]: POP Before SMTP認証が必要なら、クリックで選択します。
    【コラム】:
    昔は、メール送信時(SMTPサーバーの利用時)にはユーザ・チェックをせずに誰でも使うことができましたが、近年「なりすまし」や SMAPメールの踏み台など悪用するケースが目立っているため、メール送信時(SMTPサーバーの利用時)に、パスワードを要求したり、POP Before SMTP(パスワードの必要な受信(POP)サーバーへのアクセスをすること)で、 正規ユーザーのチェックをすることが多くなりました。
    送信メールサーバーの設定
  8. 接続回線の種類:
    続いて、[接続]タブを選択して、以下のように設定します。
    • [ローカル エリア ネットワーク(LAN)を使用する]: クリックして選択します。
    【ワンポイント】:
    近年は、ADSLや光ファイバー(FTTP)での接続回線が主流になっていて、ルーター(いわゆる『関所』)を持ってる人が多くなりました。
    ルーターの内側のネットワークはローカルエリアネットワーク(LAN)の扱いとなります。
    接続回線の種類
  9. ポート番号の設定:
    プロバイダからの指示通りに、[詳細設定]タブを選択して、以下のように設定します。
    通常は、デフォルト(既定)のままでOKですが、特別な指定がある場合のみ、変更してください。

    Googleメール(Gmail)を利用には、
    • [受信メール(POP)サーバーの利用ポート番号]:  「995」を設定します
    • [暗号化(SSL)された接続が必要]: チェックボックス[ON]にします
    • [送信メール(SMTP)サーバーの利用ポート番号]: 「465」を設定します
    • [暗号化(SSL)された接続が必要]: チェックボックス[ON]にします
    Web メールを利用する場合(サーバーにメールを残す):
    • [サーバーにコピーを置く]:  チェックボックス[ON]にします
    • [サーバーから削除する]: サーバーからメールを削除する[日数]を指定します
    【ワンポイント】:
    Webメールを利用すると、外出先でもインターネットに入ればメールをチェックできるので便利です。 通常の設定では、自分のパソコンのメールソフトでチェックしたメールは、サーバーから自動的に削除される仕組みになっています。 従って、通常の設定では、Webメールで「新規メール(未読メール)しか」見れないことになります。 しかしこれでは多少の不便があるため、数日前のメール・コピーをサーバーに残しておく設定にすると便利でしょう。 ただし、「サーバーに残す」設定にした場合は、 同時に、必ず「メールを削除するタイミングを設定してください。 メールが削除されないと、いつの日かメールサーバーが一杯になり、それ以上のメール送受信が不可能になります。
    ポート番号
  10. 設定が完了したら、[OK]ボタンをクリックして、元の画面に戻ります。
    [次へ] ボタンをクリックします。 
    インターネットメール設定 ( POP3 )
  11. 前の画面に戻ったら、[閉じる]ボタンをクリックして、ウィンドウを閉じます。
    以上で設定は終了です。
    メールアカウント

 

■Windowsヘルプ:「自分で解決できるかもしれない?」

「自分で解決できるかもしれない?」トラブルシューティングに役立ちそうなサイトがあります。

  • マイクロソフトのサポートサイト: 『でこぼこ PC とーく(Windows Vista編)』(閉鎖)
  • マイクロソフトのサポートサイト: 『でこぼこ PC とーく(Windows XP編)』(閉鎖)
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